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皆様こんにちは。
弊社でWebのユーザビリティー検証を行っております辻勝利でございます。前回のコラムを書かせていただいてから、3ヶ月もの時間が経過してしまいました。ページを訪れてくださった方々には、内容が更新されずご迷惑をおかけしてしまいましたことをお詫び申し上げます。
今回は、ページ内のわかりにくいリンクについてお話したいと思います。前回のコラムでもお話しましたとおり、ページ内の画像に説明となるテキストがついていないのは、私たち音声ブラウザの利用者がもっとも使いにくい例です。しかし、通常のテキストで書かれているにも関わらず、わかりにくいものがあります。それは[こちら]というリンクです。では、実際どのような場合にわかりにくいのか、例をあげてご説明いたします。以下の文章の[ ]で囲んだ部分をリンク(つまり、マウスでクリックすると別のページにジャンプする部分)と考えてください。
>>弊社までの道順を出発地別にご案内いたします。東京からいらっしゃる方は[こちら]、大阪からいらっしゃる方は[こちら]、神奈川県内からいらっしゃる方は[こちら]のページにお進みください。また、弊社へのご連絡は[こちら]までお願いいたします。
いかがでしょうか。一見、なにも問題のなさそうな説明文なのですが、これを音声ブラウザで利用することをちょっと考えてみましょう。音声ブラウザの利用者はしばしば、目的の情報にできるだけ早く到達するために、リンク読み上げ機能を利用します。これは、ページを閲覧中にページ内のリンク項目だけを読み上げるものです。もしリンク項目にわかりやすい言葉が使用されていれば、目的の情報を探すためにページ全体を聞く必要がないのです。しかし、上記の例の場合、どのリンクに移動しても[こちら]としか読み上げられず、移動先の周辺の情報を読み直して「こちら」がなにを意味しているのかを確認しなければなりません。この例を少し改良してみましょう。これなら、音声ブラウザでページを閲覧していても、リンク項目の読み上げだけで目的の情報により簡単に到達できるようになります。
>>弊社までの道順を出発地別にご案内いたします。[東京からいらっしゃる方はこちら]、[大阪からいらっしゃる方はこちら]、[神奈川県内からいらっしゃる方はこちら]のページにお進みください。また、[弊社へのご連絡はこちら]までお願いいたします。
いかがでしょうか。このようにリンクの張り方に少し工夫をするだけで、音声ブラウザでも閲覧しやすいページを作ることができるのです。次回の皆様のページ更新の際、是非このようなわかりにくいリンクがないかをチェックしていただき、ご紹介したような方法で修正してみてください。音声ブラウザ利用者に対する配慮になると思います。
それでは、次回のコラムをお楽しみに。
皆様のこのコラムへのご意見・ご感想、ご質問などをお待ちいたしております。bfnews@infocreate.co.jpまでお気軽にメールをお送りください。次回のコラムへの参考にさせていただきます。
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