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コラム

コラム バックナンバー :Vol.3-4

ユーザビリティー検証レポート:埼玉県

皆様こんにちは。弊社でウェブのユーザビリティー検証を行っております、辻勝利でございます。
今回からしばらくの間、各都道府県のページを音声ブラウザ(ホームページ・リーダー)で閲覧してみた感想をおおくりしたいと思います。各都道府県におきまして、様々な情報がウェブ上で公開されておりますので、音声ブラウザでの使い勝手についてご報告したいと思っております。

初回は埼玉県のページを訪れての感想です。
埼玉県のページは、以前より比較的音声ブラウザでも使いやすいページとして注目しておりました。最近、久しぶりに訪れてみましたところいっそう使いやすくなってきたように感じました。また4月からは電子申請のサービスも開始され、今後障害者や高齢者の方々でも身近にあるパソコンを利用して県の様々な申請が行えるようになりそうです。
ただ、提供されている情報の中にはまだまだ音声ブラウザでアクセスできないPDFファイルも多く、今後音声ブラウザの利用者への配慮が望まれます。また、画像に対する代替テキストが冗長な部分もあり、音声ブラウザで閲覧中にちょっと戸惑ってしまうこともありました。
1週間埼玉県のページを音声ブラウザで閲覧してみて、地名やサービス名など、音声ブラウザでは正しく読み上げられないものにも遭遇しました。その一つが「彩の国(さいのくに)」です。音声ブラウザでは「いろどりのくに」と読み上げられます。行政サービスの名称などを正しく読み上げられるよう、音声ブラウザの辞書の更新が必要だなと感じました。

埼玉県のページ:
http://www.pref.saitama.jp/

次回はあなたのお住まいの地域のページにお邪魔するかもしれません。

皆様がお住まいの地域の難しい地名や行政サービス等の情報をお寄せください。「この地名は音声ブラウザではどんな風に読み上げるの?」といったご質問も大歓迎です。(2003年4月14日)

ユーザビリティー検証レポート:東京都

今回は、東京都のページの使い勝手を検証してみました。東京都では、独自のガイドラインを設け、誰にでも使いやすいページ作りをされています。
トップページで特に便利だと感じたのは、目的別に情報を閲覧できるプルダウンメニューです。『暮らしのインデックス』、『お仕事でご用の方』、『東京を訪れる方』のカテゴリーから、目的の情報に簡単に移動できました。ただ一つ残念だったのが、トップページとは異なり、移動先のページが「アクセシブル」には作られていなかったことです。今後に期待したいと思います。

ところで、地域のページを閲覧していて立ち寄りたくなるページに「知事のページ」があります。東京都のページにももちろん知事の部屋があり、知事が発言された通りに書かれた文章が掲載されておりました。私は普段、ヘッドフォンをつけて仕事をしているのですが、『都民のみなさんへ』というページを聞いておりましたところいきなり知事ご本人の声が流れ始めてびっくりいたしました。音声ブラウザを使ってページを閲覧しているときに大変困るのが、ページを開いただけで音声が再生されることです。音声ブラウザの読み上げ音声がページで流れ始めた声や音楽などに消されて、操作が困難になるからです。音声ブラウザの利用者だけでなく、公共の場所など、音声を再生してはならない環境でページを閲覧されるケースもあると思います。 「このページでは、自動的に音声が再生されます」など、閲覧者に事前に通知する、または音声は「再生」ボタンを押したときだけ再生されるなど、少し工夫をすればこの問題は解決できると思います。
アクセシブルなページ作りも大切なことですが、このようにユーザーの閲覧環境に配慮することも情報発信には大切なことだなと感じました。

東京都のページ:
http://www.metro.tokyo.jp/

皆様がお住まいの地域の難しい読み方をする地名や、ユニークな行政サービス名の情報をお寄せください。「この地名は音声ブラウザではどんな風に読み上げるの?」といったご質問も大歓迎です。
それでは、次回のレポートをお楽しみに。


皆様のこのコラムへのご意見・ご感想、ご質問などをお待ちいたしております。bfnews@infocreate.co.jpまでお気軽にメールをお送りください。次回のコラムへの参考にさせていただきます。(2003年4月25日)


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