XAMPPで簡単Webアプリケーション開発環境
== 2007-06-22 ==
MySQLの設定ファイル名が間違っていたので修正しました。
my.ini →my.cnf
(ちなみに、c:\WINNT\my.ini は存在しますが、変更しなくても使える状態になります。いろいろカスタマイズしたくなって、変更する必要が出てきたら参照してください。)
== 2007-05-22 ==
はじめまして、Webプログラマーのpicoです。あまり文章を書くのは得意ではないのですが、がんばりますのでよろしくお願いします!
さて、LAMPをご存知でしょうか。
オープンソース・ソフトウエア[Linux + Apache + MySQL + PHP/Perl]を組み合わせたWebベースアプリケーションの構築環境を、頭文字を組み合わせてLAMPと呼びます。古くは、yahoo、楽天、最近では、Flikr等のサイトが、LAMPで構築されていると言われおり、Webアプリケーション環境として広く利用されている組み合わせです。
通常、LAMPソフトのインストールは個別にダウンロードし、セットアップします。使用したいオプションによっては自分でコンパイルする必要があり、手間がかかりますが、XAMPPというソフトを使うと簡単にフルセットの開発環境を準備することができます。
■XAMPPの特徴
XAMPPは、Apacheのプロモーション活動を行う非営利集団 "Apache Friends"というApacheを広める目的を持った非営利集団が開発&配布している
Linuxだけでなく以下のOSにも対応
・Windows(98〜Vista)
・Mac OS X
・Solaris
Apache、MySQL等のサーバの起動・停止・状況確認の管理画面を提供
通常はコマンドで実行する処理をGUIの画面から行うことができます。
よく使う関連ツールやライブラリも同梱されており、一括インストール可能
・Apacheモジュール
(OpenSSL,mod_perl,webDAV)
・PHP/Perlライブラリ
(PEAR,GD,Freetype2,libjpeg,libpng,gdbm,zlib,expat
,Sablotron,libxml,mcrypt,mhash,Ming,pdf class,ncurses,FreeTDS,gettext)
その他ツール群
(Webalizer,PHPMyAdmin,FileZilla,eAccelerator,SQLite,IMAP C-Client)
PHP4とPHP5を両方インストールし、コマンド1つで切り替えが可能。
コントロール画面からApache,MySQL,FileZillaデーモン(サービス)管理、PHPMyAdminでDB管理。。
私は基本的にはツールよりも、直接コマンドをたたく方が好みですが、楽なことこの上無しで、XAMPP環境下では管理画面を使ってしまいます。
v.1.5.5からは日本語もサポートされ、より使いやすくなりました。
■XAMPPのインストール
Windows版のインストールを例に説明します。
1.ダウンロード
http://www.apachefriends.org/jp/xampp.html
上記画面で、OSをクリックすると、最新バージョンに同梱されているソフトの一覧とダウンロードパッケージが表示されます。
これを適当なフォルダーにダウンロードします。
同梱されているソフトのバージョンが、構築したい環境と違う場合はページに記載がある、”SourceForge”へのリンクをクリックして、適合するバージョンを探し、ダウンロードします。
Windows版の場合は、インストーラ版とZip版,exe版がありますが、インストーラ版が簡単です。
2.インストーラの実行
ダウンロードしたファイルを実行します。
"Please select a langyage"と表示されたら、使用言語 "Japanese" を指定します。
(注意)XAMPPv.1.5.5 以前のバージョンでは、管理ツールは
日本語対応しておらず、ここで"Japanese"を指定しても英語
表示されます。
後は画面の指示に従って使用するソフトなどを指定すればインストールは完了です。
インストール先フォルダーを特に指定しない場合は、C:\Program Files\XAMPP にすべてのソフトがインストールされます。
・XAMPPヘルプ:C:\Program Files\XAMPP\htdocs
・XAMPPメニュー画面:C:\Program Files\XAMPP\index.php
・XAMPPサーバ管理画面:C:\Program Files\XAMPP\xampp-control.exe
・Apache:C:\Program Files\XAMPP\apache
・MySQL:C:\Program Files\XAMPP\mysql
・PHP:C:\Program Files\XAMPP\php
・Perl:C:\Program Files\XAMPP\perl
・PHPMyAdmin:C:\Program Files\XAMPP\phpMyAdmin など。
3.XAMPPの起動
WindowsのスタートメニューからXAMPPを起動します。
[スタート]→[プログラム]→[Apache Friends]→[XAMPP]→[XAMPP Control Panel]
XAMPP管理画面が起動し、この画面からサービスを起動・停止することができます。

ますはサービスを停止して、各種設定を行います。
4.Apacheの設定
Apacheの設定ファイルは
C:\Program Files\XAMPP\apache\conf\httpd.conf
にあります。DocumentRootの変更や、バーチャルホスト追加はこのファイルを編集して行います。
詳しくはこちらを見ていただくとして、まずはデフォルトで使用してみます。
デフォルトのDocumentRootは
C:\Program Files\XAMPP\htdocs
です。
5.MySQLの設定
MySQLの設定ファイルは
C:\Program Files\XAMPP\mysql\bin\my
にあります。Windows版MySQLの設定ファイルは、my.ini my.cnfですがエクスプローラーで表示すすると "my" と表示されます。
必要に応じて日本語の文字コードを指定します。
(eucの場合)
character-set-server = ujis
character-set-filesystem = ujis
collation-server = ujis_japanese_ci
init-connect=SET NAMES binary
default-character-set=ujis
設定値詳細はこちらです。
6.PHPの設定
PHPの設定ファイルは
C:\Program Files\XAMPP\php\php.ini
C:\Program Files\XAMPP\php\php5.ini
にあります。日本語関係の処理を行う"extension=php_mbstring.dll"が有効になっていることを確認し、[mbstring]ブロックの設定値のコメントを使用環境に応じてはずしてください。
設定値詳細はこちらです。
7.確認
設定が完了したら、XAMPP管理画面でサービスを開始します。各サービスの[開始]ボタンクリックだけです。
- Apacheの動作確認はブラウザで行います: "http://localhost/"
- PHPの動作確認はXAMPP紹介ページから phpinfo() を表示ます: "http://localhost/xampp/"
- MySQLの確認は、PHPMyAdmin でテストDBを作成してみます: "http://localhost/phpmyadmin/"
7.PHP4とPHP5の切り替え
切り替えは、コマンドプロンプトから行います。
C:\Program Files\XAMPP\php-switch.bat
コマンドを実行すると、現在指定されているバージョンが表示されます。
そのまま "x" を入力すると切り替えされずに終了します。
"4"か"5"を入力すると指定したバージョンに切り替わります。
バージョンは、http://localhost/xampp/ 画面から phpinfo()を選択して確認しましょう。
8.セキュリティ
XAMPPは、Webアプリケーション開発用の"ローカル環境"セットアップツールです。
簡単に使用開始できるということを優先してるため、デフォルトままではセキュリティが不十分です。
XAMPPセキュリティ画面から設定をチェックし、必要な対応を組み込む必要があります。
XAMPPセキュリティ画面は残念ながら日本語版がないため、以下の画面で "english"を選択し、サイドメニューの"Security"をクリックします。
http://localhost/xampp/index.php
9.アンインストール
WindowsのスタートメニューからXAMPPアンインストールを選択します。
[スタート]→[プログラム]→[Apache Friends]→[XAMPP]→[Uninstall]
Have fun!
