XOOPS cube の新安定バージョン XCL v.2.1.1 レポート: (1)インストール
インストールで行う操作そのものはあまり変わっていません。
パッケージをダウンロード&解凍し、Package_Legacy/docs/INSTALL.ja.htmlでガイドされる手順にそって行えば難しいところは全くありません。変わった点といえば、新バージョンでは、システム部分とモジュールの分離&整理が行われた様で、インストールはそれを反映して2ステップで行われる様になりました。
【ステップ1】
インストールウイザードを使って、システムのコア部分のインストールを行いまます。行う操作は、旧バージョンと変わりなく、画面の誘導にそって必要な情報を入力するだけです。インストール画面にマスコットが表示されるのが、楽しいですね。

2点ほど、セキュリティ強化されたらしいパラメータがありました:
- @DBテーブルの接頭語のデフォルトがランダム値になりました。
- 旧バージョンはデフォルトが"xoops"で、そのまま使っているという方が多いのではないでしょうか。ランダム値を生成してくれるので、何も考えなくても予測不可能なテーブル名となりました。
- Asaltを指定することができるようになりました。
- saltを設定する様になりました。saltは暗号化計算のベースとなる値で、PHP crypt関数などでも指定します。内部の暗号化やトークンの生成の計算で使用される様です。
ステップ1が完了すると、ステップ2への誘導があります。ステップ2は必須ですが、ステップ1で本体のインストール、ステップ2で必須&基本モジュールのインストールという区分の様です。
【ステップ2】
ステップ1で設定した管理者IDでログインして、必須モジュールのインストールを行います。
必須モジュールは、4つあり、旧バージョンで『システム管理』(modules/system/)として1つのモジュールだったものが4つに分けられました。
・互換モジュール(modules/legacy/)
・ユーザーモジュール(modules/user/)
・互換レンダーシステム(modules/legacyRender/)
・標準キャッシュモジュール(modules/stdCache/)

この時点では何のことだか判らず戸惑いますが、いずれにしても必須モジュールなので、悩まずインストールしてしまいます。インストールが完了して管理画面に入ると、各モジュールに対応した管理メニューとヘルプが出てくるので、それぞれ何を受け持つモジュールかわかります。
ステップ2では、プライベートメッセージ(PM)モジュールのインストールも選択できます。PMは、旧バージョンではインストールする・しないを選択することができませんでしたが、新バージョンではモジュールとして分離され、選択きるようになりました。
2つのステップが正常に完了するとXOOPSにログインし、管理者画面が使用できる様になります。旧バージョンは、XOOPSパッケージに『フォーラム』『ニュース』『お問い合わせ』『投票』等が同梱されており、すぐインストールして使用できましたが、新バージョンではこれらは自分でインストール必要があります。そのため、XOOPSのインストールが完了したら、次にすることは、使いたいモジュールを選んでサーバにアップロードし、管理画面からインストール→設定を行います。
※ここで行ったインストールはバージョンアップではなく、新規インストールです。
2007/06/20にリリースされた XOOPS cube の新安定バージョン XCL v.2.1.1をつかってみた感想を3回に分けてレポートしています。リリース情報はこちら。
(1)インストール(今回)
(2)管理画面
(3)モジュール
※XOOPS cubeって何?という方は『XOOPS CUBEに触れてみる』をご参考になさってください。
