EMI対策適用検証ツール(EMSAT and EMSAT-UV)

IBMで長年社内使用されていますEMC rule checking softwareをご提供致します。 

 

EMSATの特長
1. 数多くの配線・部品のうちEMC的に重要なものを指定することができます。
     ● I/O配線、電源/グラウンド配線、クロック配線などを指定できます。
     ● 電源およびグラウンド配線を指定すると、両者の間にあるデカップリングキャパシタを自動検出します。
2. 個々の配線・部品をEMC設計ルールに照らしてチェックしていく単調な作業をなくすことにより人為ミスを避けることができます。
3. ルールチェックの結果は直接Allegro上のルール違反表示の形で、あるいはHTML形式の文書で見ることができます。
4. お客様の固有の設計目標にあわせてEMSAT の各ルールのパラメータを自由に調整が可能です。
5. ルールを選択的に適用することより、重要なEMCルールを重点的に適用することができます。
6. ルールカスタマイズキットによりお客様独自のPCB設計ルールを追加で組み込むことが可能です。
7. EMSAT-UVとの併用により、Allegro brd形式以外のPCB設計データ(下表)もチェック可能です。

EMSAT-UV 対応デザインファイル:

Altium   P-CAD  .pcb
   Protel 99SE   .pcb
Cadence  Allegro  .dsn
Mentor Grphics   PADS  .asc
図研   CR-5000  .pcf
   Visula  .paf
Simlab   PCBMod  .dar,.zar

 

 

PCB設計とEMC要件への対処
近年ますます高速化するエレクトロニクス製品を低価格で提供する要求は以前よりも増してきており、製品のEMC適合はますます重要になってきています。勘と経験則に基づいた「最良の推測」による設計手法では、製品を組み上げた後にEMI問題に本格的に対処することになります。このような「旧来の」手法は、今日のマーケットではもはや許されない手法になりつつあります。各種規制を満足し低コストな設計を開発サイクルの最初の段階で実現しなければなりません。

あるPCBがEMC要件をどれだけ満足するかは、EMC的にクリティカルな配線およびI/O配線、部品の位置でほぼ決まってきます。 しかしながら今日の多層高速信号基板を手作業でチェックするのは大変時間がかかり、人為ミスが発生しがちです。 さらに、旧来の「試行錯誤」アプローチでは往々にして1回ではEMC要件を満たせず、適合するまで2回、3回、さらには4回と作成しなおさなければならないことに成りかねません。 これを繰り返していると開発コストの増大に留まらず製品の市場投入の遅れを引き起こし、企業収益にまで悪影響を与えてしまいます。

 

EMC ルールチェッカーの活用
EMSAT はPCBに対する最も重要なEMC設計ルールを組み込んでいます。 各々のルールはフルウェーブ電磁界解析ツール、実験、そして最終的な実際の製品試験を通して検証されています。IBMはルール適用製品のEMI測定で、開発の早い段階でEMC要件を満足してきました。

EMSAT は以下のEMCルールを実装しています。
     ● 信号電流の流れ方
     ● 配線・クロストーク
     ● デカップリング
     ● 部品配置

EMSAT入力ビュー
EMSATの初期画面です。 チェックするEMCルールおよびパラメータを設定します。

 

ルール違反ビューアー機能
PCBにEMCルール違反があるとき、これをいかに効率的に特定できるかどうかが作業効率を、ひいてはスケジュール通りに設計を完了できるかを決定します。 EMSAT にはAllegro上で違反を表示する機能があり、一目で違反箇所を見いだすことができます。
     ● 特定の違反項目をクリックすると問題部分がズームアップされます。
     ● ルール違反配線をハイライト、あるいは違反箇所をハイライトする枠を表示します。

EMSAT-UVで読み込んだPCB設計データは、EMSAT-UV上でルール違反配線をハイライト、 あるいは違反箇所をハイライトする枠を表示します。

 ルール違反箇所を白枠でハイライトします。

ルール違反配線を点線でハイライトします。

 

動作環境
EMSATはWindows 2000/XP, Linux, AIX上で動作します。
EMSAT-UVはWindows XP, Linux 上で動作します。
  

掲載無料のカタログサイト
CATIA関連マニュアル好評発売中