クラウド検査サービス デモページ

当社のクラウド検査サービス AMCC (Accessibility Management Checker Cloud) のデモ環境をご用意しました。次の手順でAMCCによる検査結果を見ることができます。

ジョブの再設定・実行や結果のダウンロード、あるいはワード形式での報告書作成機能は利用できません。

1. ログインする

AMCCトップページから、次のユーザーIDとパスワードでログインします。

ユーザーID : amccdemo
パスワード : hGyhtTxN
デモ用ページ : https://amcc3-jp2.infocreate.co.jp/amcc/auth/login

注意 : パスワードは変更しないでください。

2. トップページでお知らせなど確認する

お知らせなど確認してください。その他、AMCCの特徴などが掲載されています。

メニュー部分には、次のページへのリンクがあります。

  • ジョブを登録・更新・複製・削除するための「ジョブ」ページ
  • 検査結果の一覧が掲載されている検査結果画面
  • 利用登録されている利用者の一覧の「ユーザー」ページ
  • 各検査結果を比較したり、パスワードを変更するための「管理」ページ

「ヘルプ」画面では、 AMCC操作説明書を見ることが出来ます。

3. 操作してみる

ジョブは2つ登録しています。

  1. 国連連合 (英語ページのみ)
  2. The White House

操作説明書を参考に、それぞれの検査結果をご覧ください。

「検査結果」タブをクリックすると各ジョブの状況が表示されます。検査状況が「4:完了」になると、「表示」ボタンを押して結果を表示することが可能になります。

4. 結果の見方 :White House の場合

「評価」タブを見ると、「良い」のページが99%を占めていることから、ホワイトハウスのサイトの結果は比較的良い方であると分かります。

特に「出力タイプ別」タブをみると、100%のページ、つまり全ページが「問題あり」となっています。この状況では、アクセシビリティ・ランキングなど行っている事業者の調査において、非常に低いランキングとなる可能性があります。

では、何が問題なのでしょう。

「達成基準別」タブをみると、指摘されている問題の種類は少ないですが、「1.3.1 情報及び関係性の達成基準」および「3.3.2 ラベル又は説明の達成基準」は全ページで問題が見つかっています。そのため、「問題あり」のページ割合が100%になってしまっています。

1.3.1あるいは3.3.2の問題が具体的に何であるかは、「指摘内容」タブを見ます。どうやら「各fieldset要素には、そのグループの説明を含めたlegend要素を指定してください」が全てのページで指摘さていることがわかります。

未だ具体的にどんな問題かは分かりません。そこで、指摘数「105」のリンクをクリックしてください。問題が発見されたURLの一覧「指摘内容:URL一覧」が表示されます。試しに、一番上にある「確認」ボタンを押してください。

確認ボタンを押すと、そのページで、この問題を含む指摘箇所(行番号)の一覧が表示されます。いずれかをクリックしてください。そうすると、ページ全体のソースコードのうち、問題のあった行が赤く表示されます。
このページの例では、確かに fieldset 要素が使われていますが、対応する legend 要素が近くに存在しません。これは「グループ名が必要ではないか」という指摘です。例えば、入力欄のまとまりを「News letter」といったグループ名で示していれば、利用者はその入力群の意味を理解しやすくなります。
このような場合、legend 要素を用いてグループ名を明示するのが適切です。そうしていれば、情報や関係性が支援技術に伝わり、指摘されるべき問題にはなりません。

5. 最後に

デモ版では表示されませんが、検査をご依頼いただいた場合にはワード形式での報告書が自動作成されますので、結果をすぐに組織の中で利用することが可能です。また、実際の修正時には、細かな情報も必要になりますので、AMCCが得た結果はcsv形式のデータで全てダウンロード可能としております。