クラウド型総合管理システム AMCCの発表
2017.07.20
株式会社インフォ・クリエイツ(以下、インフォ・クリエイツ)は、大規模Webサイト及び複数Webサイトに対して自動巡回してWebアクセシビリティチェックを行う「クラウド型総合管理システムAMCC(Accessibility Management Checker Cloud)」を開発したことを発表いたします。 AMCCは、IBM Rational Policy tester Accessibility Moduleのサービス終了に伴い、同等の機能を持つ新Webサイト総合検査ツールとして開発されました。これを導入することによって、簡単に自社の全Webページのプログラムチェックを実行し、品質管理することができるようになります。また、実際の導入事例として日本郵政株式会社様にご利用いただいています。(2017年7月現在) AMCCの主な特徴や機能は以下のとおりです。AMCCの概要
- 大規模Webサイトを自動巡回*2 してアクセシビリティ評価と検証をします
- 検証項目は、miCheckerによる機械的に検証可能な項目の他、ページタイトルの重複問題、リンク切れ問題を検査します。
- 検査対象のWebサイト範囲、巡回実行日時や繰り返し回数などのジョブ設定を行って、自動で対象Webサイトのデータを取得して検査を実行します。
- 検査結果は分かりやすいグラフで表示します。また検査結果をCSV形式で出力してダウンロードすることができます。
- 検査結果の評価が悪いページは、個別検査機能で問題個所の特定や、実装方法や達成基準情報を確認することができます。
- 個別検査で確認した結果を、問題なし○印・問題あり×印・非適用-印で記録保存すると自動で達成基準チェックリストの出力ができます。
検査結果の表示
検査結果の一覧では、検査日、検査ページ数、miCheckerの評価である「非常に良い」「良い」「悪い」「非常に悪い」のそれぞれのページ数を表示します。各検査ジョブの結果は、表示ボタンをクリックすることにより以下の項目を表示します。- 検査URL及びページタイトル一覧
- 規格4原則のmiChecker評価グラフ
- スコア一覧:検査URLの評価点が低い方から並べた評価グラフ
- 出力タイプ別グラフ:miCheckerの問題あり検知ページ数、問題の可能性大検知ページ数
- 達成基準別:問題あり及び問題の可能性大の達成基準項目グラフ
- 指摘内容:問題あり及び問題の可能性大として検知された問題の内容及びURL
- ページタイトル重複:同一ページタイトルのURL一覧
- リンク切れ:リンク元及びリンク切れ先URL一覧
検査結果の出力
出力ボタンから、CSVファイルで全ページの機械的に検証可能な項目の検査結果を、設定ジョブ単位またはURL単位で出力できます- 集計結果:検査全URLの集計結果
- URL一覧:検査全URL及びページタイトル一覧
- スコア一覧:検査全URLのmiChecker評価点一覧
- 第一階層別指摘ページ数:第一階層別の問題あり及び問題の可能性大が検知されたページ数
- 達成基準別指摘ページ数:達成基準項目別の問題あり及び問題の可能性大検知数
- 達成基準別URL別問題あり指摘数および問題の可能性大指摘数一覧
- 達成基準別指摘内容別の問題あり数および問題の可能性大数一覧
- 指摘内容詳細(問題あり、および問題の可能性大)
- 重複タイトル一覧:同一ページタイトルのURL及びページタイトル一覧
- リンク切れ一覧:リンク元URL及びリンク切れURL一覧
検査結果の比較
設定したそれぞれのジョブの検査結果を下記のようなグラフで比較することができます。例えば、毎月の検査結果の推移を確認したり、各関連会社の検査結果を比較したりするような場合、簡単にグラフで比較することができます。ご利用環境
インターネットに接続されたPCまたはタブレットの一般的な標準ブラウザでご利用になれます。なお、マイクロソフト社のIEをご使用の場合はIE 11以上を推奨します。JavaScript機能を有効にしていただきます。Cookieを「受け入れる」に設定をお願いします。ご検討・お申込み・導入・ご利用手順
- ご検討いただくための環境と閲覧ユーザID*3を無料でご提供します。
① お試し対象ドメインをお知らせいただきます
② 実行ジョブ設定は弊社が設定し、アクセスURLとユーザID/パスワードを送付します。
③ お試し環境のご利用可能期間は1ヶ月間程度です。
- お申し込みは、お見積り書、ご利用規約をご確認の上、メール等でお願いします。
- AMCCの便利な使い方説明会を行い、ヘルプデスク他の仕様を確定します。
- ご契約後、アクセスURLと管理者ID/初期パスワードを納品します。