「Webアクセシビリティ指数・プログレスレポート」は、企業のアクセシビリティに対する取り組み状況を、公開情報から方針・実行・評価・報告・宣言・懸念の6項目で整理したものです。自社の現在地を把握し、次に何を優先すべきかを考える材料として活用できます。
自社の次の一歩を見つけるには
レポートを見るときに大切なのは、順位そのものではなく、自社の取り組みのどこに強みがあり、どこに次の課題があるかを見つけることです。
ここでは、6つの評価項目ごとに、次に何を考え、何から始めるとよいかを整理します。
方針を整えるには
アクセシビリティ方針を整え、見つけやすい場所に公開します。対象範囲、目標とする規格、問い合わせ先などを明確にすることが重要です。
公開すると責任が重くなる、まだ十分にできていない段階では出しにくい、と感じることもあるかもしれません。しかし、方針の公開は、完璧にできていることを示すためではなく、これからどのように取り組むかを社会に対して明らかにするためのものです。プライバシーポリシーやセキュリティポリシーと同じように、アクセシビリティについても、企業として見える形で示すことが重要です。
実行の証を示すには
取り組みを行っているだけでなく、検査結果を公開して外部から確認できる状態にします。達成基準チェックリストを含む検査結果の公開は、実行の証として意味があります。
公開を前提に検査結果を整えようとすると、その実現には思った以上に高いハードルがあることに気づきます。しかし、それを実現できたときには、方針の明確化や評価の向上、報告の充実など、他の評価項目にもよい影響が期待できます。
評価結果を高めるには
なぜ低いと判断されるのかを確認します。案外、些細なことで減点されている場合もあります。まずは現状を確認し、その結果に応じた改善を行い、再検査によって改善を確認します。
報告を強めるには
ESG、SDGs、CSR、IRなどの文脈で、取り組みをきちんと報告します。こうした報告を積み重ねることは、将来的に経営層による明確なメッセージにつなげていくうえでも重要です。
宣言につなげるには
アクセシビリティに対する理解が、組織全体としてまだ十分に高まっていない可能性があります。こうした理解の深さは、人事、調達、渉外、広報、開発、教育など、企業活動のさまざまな場面に表れます。まずは、それぞれの場面でアクセシビリティに対する姿勢を確認し、どこまで組織として共有できているかを見きわめたうえで、対策を考える必要があります。そうした積み重ねが、経営層による明確な宣言にもつながっていきます。
当社がお手伝いできること
方針を整え、実行の証として検査/試験結果の公開など進めるのでしたら、当社の「方針策定支援サービス」か「技術支援サービス」がお役に立ちます。まったく最初の取り組みであれば前者の方針策定支援サービス、すでに公開している、あるいはドラフト版があるのならば後者の技術支援サービスをお勧めします。
評価の結果を高めるためには、まず、現在の状況を確認し、指摘事項を改善したあとに、二度目の状況確認をします。このとき、組織としてWebアクセシビリティに関する技術事項についての理解が足りないのであれば研修の導入も検討すべきです。あるいは、既存の制作に関するガイドラインの見直しや、新規のウェブアクセシビリティに関するガイドラインの作成も必要な場合があります。
報告と宣言を強くしていくには、まず自社の現在地を整理することが重要です。業界の中での自社のポジションを確認し、強みと弱みをしっかり把握したうえで、何を優先して取り組むかを考えます。
当社としては、この取り組みを単なる評価や比較で終わらせるのではなく、社会の中に着実に広げていきたいと考えています。そのため、プログレスレポートの提供元として、この整理をお手伝いします。
- 150社に含まれている場合
- レポートの見方や、自社が次に取り組むべき方向性について、無償でご説明します。
所要時間は30分程度です。 - 150社に含まれていない場合
- 税別3万円で追加調査を実施します。
追加調査では、公開情報をもとに取り組み状況を確認し、6項目の観点から現在地と優先課題を整理します。
そのうえで、説明会は無償で実施します。
まずはお気軽にご相談ください。
具体的な対応を始めましょう
自社の次の一歩を整理しませんか。レポートは、順位を見るためだけのものではありません。自社の現在地を知り、次に何を整えるべきかを判断するための材料です。方針を公開したい。検査結果を実行の証として示したい。サイト全体の品質を高めたい。そうした課題が見えてきたら、当社が具体的な進め方をご一緒します。

