お客様のご要望や現在の状況に合わせて、アクセシビリティに関してどのサービスを取り入れたら良いか、QA方式で分かりやすくご紹介しています。ぜひ、ご活用ください。
公共機関の方
1. 総務省「みんなの公共サイト運用ガイドライン」に対応したい
みんなの公共サイト運用ガイドラインが求める実施項目である、アクセシビリティ方針を作成する方針策定サービス、ガイドライン作成支援サービス、職員向け研修の基礎研修/技術研修、及びmiCheckerの診断エンジンを活用したプログラム検査サービスと検査員による適合性評価を目的とした規格適合性検査サービスなど、各種診断サービスをご提供しております。組み合わせてご利用ください。
どのような組合せが適切かご不明な場合は、お客様の組織・団体の規模や、これまでの取り組み状況から判断して適切な内容をご提案させていただきます。また、ここに掲載されていない作業でも、例えば取組表の作成、ユーザー評価の実施など、お客様の様々なご要望に応じておりますので、お気軽にお問い合わせください。
2. 試験は行ったが修正が難しくて進んでいない
「外部業者の診断サービスを受け、見やすく丁寧な問題報告と解説書を受け取ったが、いざ修正しようとすると分からないことが沢山でてきて思うように修正できていない。」「代表例は分かったが全ての問題を修正仕切れない」という声をお客様からよく頂きます。
当社の規格適合性検査サービスでは、ページに含まれる問題を、可能な限りソースコード単位で全て指摘させていただきます。加えて、修正のための改善ソースコードのサンプルも提供させていただきます。ご質問にも丁寧に対応しております。
アクセシビリティの取り組むのが初めてであり、もっと優しい説明資料が必要なお客様には、問題の根拠、修正方法、難易度などをビジュアルにまとめた修正支援サービスも提供しております。
当社はアクセシビリティの達成をお客様との共通の目標として、最後まで寄り添い、ご支援をさせていただきます。
3. 他社の行うランキング調査の結果を改善したい
アクセシビリティ診断ツールを用いてランキング調査が実施される場合があります。多くはmiCheckerの基準に準じています。当社でもmiCheckerの診断エンジンを使用して、プログラム検査サービスにてサイト全体の診断を行うことが可能です。診断結果は、全体を整理した報告書と、詳細な情報を含むエクセルデータの両方を合わせてご提供いたします。また、診断は契約により複数回実施することも可能ですので、初回の診断後、修正後に修正状況をご確認いただきます。結果として、ランキングを改善することもできます。
また、当社ではmiCheckerの出力するエラーについて、その根拠と改善方法を当社の技術サイト Accessibility.jp のmiChecker対策テクニック集で提供しており、誰でも無料で利用することができます。
4. 何をどのように進めれば良くわからない場合 / 仕様書を作りたい
もし、何をどのように進めれば良いかわからない場合はお気軽にお問い合わせください。無償でご質問にお答えしております。入札仕様書を作成されるような場合には、公正な立場で多くの業者様が参加していただけるような仕様書作成をご支援いたします。
企業の方
1. ESG、SDGs、CSRをキーワードにWebアクセシビリティに取り組みたい
もし、これまでWebアクセシビリティに取り組んでいなかった場合には、最初にサイト全体のアクセシビリティ対応状況をプログラム検査サービスで調査することをお勧めします。あるいは、プログラム検査では発見できない問題項目も多いため、アクセシビリティのプロフェッショナルの経験を活かし、重要項目検査サービスで主要な問題をバランス良く見つけ出しておくことをお勧めします。
次のステップとして、Webアクセシビリティをどのように位置付け、どのように対応していくのか、短期・中期の計画を立てて取り組むことをコンサルティングサービスのプロジェクトマネジメントサービスとして提供しております。当社は貴社の良きパートナーとして、貴社内でのWebアクセシビリティ推進の実行計画の立案、上位マネジメントや関係するステークホルダーへの説明資料の作成支援なども行わせていただきます。
2. 利用者からのクレームや訴訟があってアクセシビリティに取り組む必要がある
世界に向けて情報発信をしているワールドワイドの企業様の場合、各国の規正や業界団体が定めるガイドラインに従う必要があります。実際、それらを満たせずに、利用者からクレームを受けたり、訴訟の可能性が生じたりするなどして、当社でアクセシビリティ対応のご協力をさせていただくケースが増えてきています。
これに対応するには、しっかりとしたWebアクセシビリティ運用計画を立て、その中で規格適合性検査を実施し、可能ならばそれをアクセシビリティ方針とともに公開し、少なくとも、利用者から求められた時には直ぐにアクセシビリティの取り組みを実施しているエビデンス(検査結果など)を提供できるようにする必要があります。
当社では、規格適合性の観点だけでなく、利用者からクレームを受けにくく、また訴訟を受けにくいサイトになるようにするという視点を持って、ご支援させていただきます。
3. リニューアルを機にアクセシビリティを取り入れたい
リニューアルはWebアクセシビリティを向上させる良いチャンスです。良い対応を行えば、構築後にWebアクセシビリティ対策に掛かる労力やコストを大きく抑えることもできます。当社が関与できる局面は、デザインの段階、テンプレート作成の段階、コンテンツ移行の段階、公開の段階と多岐にわたります。これらはプロジェクトマネジメントサービスの中でご支援させていただきます。
また、ガイドラインの類として、コーディングガイドライン、デザインガイド、運用ガイドラインなどはアクセシビリティの観点で配慮すべき項目を含む場合があります。必要があれば、ガイドライン作成支援サービスでWebアクセシビリティ専用のガイドラインを作成も行っております。
4. 自社の中にアクセシビリティの専門家を育てたい
本来、Webアクセシビリティは自組織の中で対応が可能であるべきものです。実際、Webアクセシビリティに積極的な企業では、Webアクセシビリティの専門家を育成しアクセシビリティの運用を担当されています。当社では、そうした専門家の育成を専門家育成研修で提供しております。
制作会社の方
1. お客様の仕様にアクセシビリティ対応が含まれている
どのようなサービスを提供すれば良いかサービスメニューよりお見積りいたします。また、お客様に説明する際のポイント、例えば過度な要求を求められないように、正しく説明するコツなど、当社自身が持つノウハウをご提供します。
サービス提供時には、貴社制作エンジニアからのご質問には、単に答えを伝えるのではなく、貴社エンジニアのスキルが向上するように回答します。
2. お客様にアクセシビリティ対応を提案したい
貴社のお客様への提案にWebアクセシビリティ対応を入れることを検討している場合、ぜひ、当社にご相談ください。提案書作成からご支援させていただきます。特に、コンペの場合には、提案に勝つための内容あるいは費用の検討までご支援いたします。お問い合わせより御連絡ください。
3. 自社の中にアクセシビリティの専門家を育てたい場合
本来、Webアクセシビリティは自組織の中で対応が可能であるべきものです。実際、Webアクセシビリティに積極的な制作会社では、Webアクセシビリティの専門家を育成し制作部隊のアクセシビリティに関する知識の向上、アクセシビリティ品質の向上を進めています。当社では、そうした専門家の育成を専門家育成研修で提供しております。ぜひ、ご利用ください。