プログレスレポートを公開しました
2024.09.04
2021 年に障害者差別解消法が改正され、事業者による障害のある人への「合理的配慮の提供」が義務化されました。
この改正法が 2024 年 4 月 1 日に施行されたことを受け、株式会社インフォ・クリエイツでは、国内企業 Web サイトにおける Web アクセシビリティの対応状況について調査し、ランク付けを行いました。
本プログレスレポートは、当該の組織が Web アクセシビリティをどの程度実装しているかを「Web アクセシビリティ指数」を用いて評価し、最も優れている A から初期段階の E までにランキングし、一目で組織の Webアクセシビリティ実装段階が分かるようにしました。
ウェブサイトが技術的な基準に適合しているかどうかだけでなく、組織がどのようなプロセスを経てアクセシビリティの向上に努めているか、その努力が持続的かつ実効性のあるものであるかも評価します。
多くの企業や公共団体が Web アクセシビリティを重視し始めている現在、各組織は自ら設定した Web アクセシビリティ実装の目標に対して具体的なアクションを取り、目標達成に向けた進捗を定期的に評価し報告することが期待されます。
四半世紀に及ぶ当社の Web アクセシビリティに関する経験に基づき策定した「Web アクセシビリティ指数」が Web アクセシビリティ実装の取り組みを促進し、さらなる改善を導くために有効であると考えます。
本レポートが日本における Web アクセシビリティ向上への一助となることを願っています。
「Web アクセシビリティ指数・プログレスレポート 2024-日本トップ 100 社の Web アクセシビリティ取り組み状況-」
調査期間:2022 年 4 月 10 日(水)~7 月 15 日(月)
調査方法:各社サイト訪問によるオンライン
調査対象:売上高の上位 100 社企業(日本経済新聞. ”売上高ランキング :ランキング :マーケット :日経電子版”.https://www.nikkei.com/markets/ranking/page/?bd=uriage. 参照 2024-4-26.)